動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか本無料ダウンロードpdf
動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか
によって フランス・ドゥ・ヴァール
4.1 5つ星のうち(12人の読者)
動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか本無料ダウンロードpdf - 内容紹介 進化の末に、動物は「賢さ」を獲得した。 それは人間も、サルも、カラスも、イルカも、タコも、みんな同じである。 われわれは自分たちだけが賢いと思っていないか? 心理学との境界線を行くユニークな動物研究の分野を開拓してきた著者が、 動物行動学の歴史から最新の研究まで、豊富な事例を示すとともに読者へと問いかける。 ドゥ・ヴァールが新たに提唱する「進化認知学」とは―― 人間中心の科学から脱却し、動物の認知とは何かを見つめなおす。 驚きのエピソード満載、著者自身の手によるイラスト多数。待望の最新作! ●チンパンジーは食べ物のありかを知っていることを悟られないようにふるまう ●カケスは相手が何を欲しがっているか見極めてプロポーズの贈り物を選ぶ ●アシナガバチは一匹ずつ顔が違い、仲間の顔を見分けている ●タコは自分を攻撃した人間を覚えていて、怒りをあらわにする 内容(「BOOK」データベースより) ラットが自分の決断を悔やむ。カラスが道具を作る。タコが人間の顔を見分ける。霊長類の社会的知能研究における第一人者が提唱する“進化認知学”とはなにか。驚くべき動物の認知の世界を鮮やかに描き出す待望の最新作。 商品の説明をすべて表示する
動物の賢さがわかるほど人間は賢いのかの詳細
本のタイトル : 動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか
作者 : フランス・ドゥ・ヴァール
ISBN-10 : 4314011491
発売日 : 2017/8/29
カテゴリ : 本
ファイル名 : 動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか.pdf
ファイルサイズ : 19.72 (現在のサーバー速度は22.03 Mbpsです
以下は 動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
「リスが生きていくうえで数を数えることなど無用なのにもかかわらず、10まで数えられるかどうかを問うのははなはだ不公平に思える」本文開始7ページ目に出てくるこの文にガツンとやられた。そう言われりゃそうだ。でも現実には「人間にどれほど近いか」を尺度に動物たちの知能を計ることがまかり通っていて、私たちも自然とそれを受け入れている。筆者は「汝の動物を知れ」を標語に、動物へのテストはそれぞれの生物学的特質にあわせて行うべきだと主張する。そういった、進化的観点からあらゆる認知機能を研究する学問として「進化認知学」を提唱。過去行われてきた動物の知能テストを多く紹介し、そのテストが正しくデザインされたものであったかを検証していく。単純に「おー、この動物はこんなことも出来るのか」という驚きもあり、試験の設計検証では、高名な研究者でも陥ってしまう論理の穴をわかりやすく解説してくれて認知機能の本質に迫れる。「相手を大切にする気持ちも必要だ」(p.51)という、科学書ではなかなかお目にかかれない文が出てくるのも印象的。動物相手の研究に限らず、アンケートの取り方や論理的推察の仕方についても大いに示唆を得られる1冊。
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