謹訳 源氏物語 八 pdfダウンロード

謹訳 源氏物語 八

によって 林望


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謹訳 源氏物語 八 pdfダウンロード - 内容紹介 「幻」から八年。 源氏亡きあと、出生の秘密に悩む薫。 美しくドラマティックな傑作「宇治十帖」の幕が開く 中嶋朋子さん、清川妙さん推薦 内容(「BOOK」データベースより) 「幻」から八年。源氏亡きあと、出生の秘密に悩む薫。美しくドラマティックな傑作「宇治十帖」の幕が開く。 商品の説明をすべて表示する

謹訳 源氏物語 八の詳細

本のタイトル : 謹訳 源氏物語 八
作者 : 林望
ISBN-10 : 4396614225
発売日 : 2012/7/3
カテゴリ : 本
ファイル名 : 謹訳-源氏物語-八.pdf
ファイルサイズ : 27.28 (現在のサーバー速度は26.5 Mbpsです
以下は 謹訳 源氏物語 八 の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
帝と明石中宮との間の息子である匂宮と光源氏(本当の父親は柏木)と女三の宮(おんなさんのみや)との間の息子である薫中将とは大の仲良しで、宇治の八の宮の二人の娘にそれぞれが恋忍ぶのですが、なかなか成就しないもどかしさのような話が橋姫から始まる宇治十帖と呼ばれる評判の高い名作のような気がします。匂兵部卿(におうひょうぶきょう)・・・薫14歳 の春から20歳の正月まで薫中将は、容姿が美しいうえに生まれながら身体からかぐわしい香りを発していて、匂兵部卿の宮は対抗意識を燃やしていろいろな香りを身につけたりします。また、二人は管弦の遊びなども一緒に興じたりして過ごします。紅梅(こうばい)・・・薫24歳 の春から冬まで按察使の大納言(あぜちのだいなごん)は先妻との間にもうけた次女を匂兵部卿の宮に会わせたくて紅梅の花が綺麗に咲いたのでと和歌を一首届けますが、別の姫君に心惹かれていた匂兵部卿の宮からはいい返事はもらえませんでした。竹河(たけかわ)・・・薫14歳 から23歳の秋まで亡くなった髭黒大将(ひげくろのたいしょう)と玉鬘(たまかずら)との間には美しい娘が二人いて特に姉の大君(おおいぎみ)には冷泉院、薫君、蔵人の少将(くろうどのしょうじょう)とかから思慕の情を打ち明けられます。玉鬘は迷ったあげく冷泉院に嫁がせます。大君は冷泉院との間に皇子をもうけますが、まだ子が無い冷泉院の正妻である弘徽殿女御(こきでんのにょご)からは嫉妬され、あたられます。橋姫(はしひめ)・・・薫20歳 から22歳の10月まで朱雀院の母弘徽殿大后が八の宮を世継ぎにしようとした画策は失敗に終わったので、八の宮は、その後宇治に隠棲して阿闍梨(あじゃり)に仏を学んで出家したいと考えていました。その八の宮には美しい姫君が二人いて自分以外なんの後ろ盾もないので出家できないでいます。そして薫君が阿闍梨の紹介で八の宮と親交を深めていた時に二人の姫君のことを知り、八の宮からも後ろ盾となるように頼まれます。そんな時薫君は、八の宮のところにいた柏木の乳母をしていた母を持つ弁尼から薫君の父親は実は柏木だという出生の秘密を聞かされます。椎本(しいがもと)・・・薫23歳の2月 から24歳の夏まで匂兵部卿の宮は、長谷寺詣出の帰りに薫君から聞いた宇治の八の宮の姫君に合いたいと思い立ち寄りますが、出迎えの人が多く会えず手紙のやり取りで終わります。その後八の宮が病気で亡くなり、薫君が後ろ盾を頼まれたことを八の宮の姫君の姉である大君に話しますが、相手にされません。総角(あげまき)・・・薫24歳の8月 から12月まで大君は亡き父君から生前に”くれぐれも女は軽々しく身を男に委ねてはならない”という教えを厳格にとらえ、一生独身で居ようと思ってしまいます。だた、妹の中君だけはなんとかしてあげないとと常日頃から思っています。そこへ大君を慕っている薫君が押し掛けて来たりするものだからますます忌み嫌うようになります。そんときに薫君は、中君を慕う匂兵部卿の宮を手引きして中君の寝所に入り込ませ望みを遂げさせます。そして夫婦の契りを交わすことができた匂兵部卿の宮ですが、母である明石中宮の目が光っていてなかなか思うように中君に会いに来れなくなります。そんな様子を見ていた大君は自分を責め過ぎてとうとう亡くなってしまいます。最後まで自分気持ちを受け入れてもらえ無かった薫君でしたがとても切なさを感じます。

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