世界一トホホな科学事典

世界一トホホな科学事典の詳細

左巻健男氏(監修)の『世界一トホホな科学事典』 (西東社)を読んだ。(こんな内容)→おかしすぎる科学の世界をのぞいてみよう!「すごい薬が鼻くそから見つかった!?」 「アイスクリームの3分の1は空気!?」 「メロンのあみ目もようは太りすぎたせい!?」など、思わず「トホホ〜! 」と言ってしまうようなヘンテコなことをいっぱい収録!ムネンな科学、力がぬけちゃう科学、ポンコツ科学、せつない科学の全4章の中から お気に入りのトホホな科学を見つけよう! 総ルビなので親子で楽しめます!------------------------------全頁カラー、イラスト豊富。見開きで一項目を説明。「せんぷうきをつけたら部屋の温度はあがる」とか…。 「うんこがくさいと感じたときはすでにうんこのつぶを吸い込んでいる」というのには注目した。 臭いと感じた時点で、 「すでにからだのなかにうんこの成分を取りこんでしまっている」「人間は鼻のあなの奥ににおいを感じるための細胞がある。ここに鼻のあなから入ったにおいのちいさなつぶ(分子)がくっつくことで、においの情報が脳に伝わるというわけなんだ」 「つまり、『うんこのにおいだ』と思ったときにはすでに、残念ながらうんこのにおいのつぶが鼻のなかに入っていることになるんだよ」 「ちなみにつぶは、目には見えないとても小さなものなので、鼻に入るようすを自分の目でたしかめることはできないよ」と。そうか、そうだったのか……。だから、「受動喫煙」も危険なのか。 「うんこ」も「たばこ(の悪臭」も同じ形で「分子」が鼻孔に入ってきて不愉快に感じるのだ。不愉快に感じる理由は、「悪の分子」が鼻孔に入り脳に伝わるからなんだ。知らなかった?オナラも同様なのか。 従って、周辺百メートルに人がいるところでタバコを吸う人は、ウンコを公然としているのと同じ見苦しい、恥ずかしい(?)行動をしていることになろう。ウンチするときは、人のいないところ、少なくともトイレ(個室)でするもの。タバコも「喫煙ルーム」が原則。 自宅なら「窓」を開けない。ベランダで吸わないという文明人としての最低限度のマナーを備えて吸ってほしいもの。