アイビーをつくった男 石津謙介の知られざる功績電子ブックのダウンロード

アイビーをつくった男 石津謙介の知られざる功績

によって 花房孝典


4.1 5つ星のうち(4人の読者)

アイビーをつくった男 石津謙介の知られざる功績電子ブックのダウンロード - 内容紹介 本書は 2007 年に三五館から発行された『アイビーは、永遠に終わらない~石津謙介の知られざる功績』のリメイク、復刊本です。 現在は絶版となっていますが、今なおアイビー、ヴァン・ヂャケットの人気は衰えず、石津が残した功績は、日本ファッション界のみならず広く影響を与えてきました。 社会現象として語られる「石津謙介」と「VAN」。 本書は戦後の日本を不死鳥のように駈け抜けた石津の真の姿を伝える渾身の評伝で、ともに時代を駆けぬけた筆者でしか書けない石津謙介読本です。 低迷している文化状況のなかで、人間・石津謙介から何を学ぶべきなのか──。 その突破口となる答えが本書にあります。 本書では、石津氏は筆者の言葉を借りて、若かりし日の夢を語り、老熟した文化論を展開します。 そのビジョンは今なお色あせず、未来を予見する力を秘めています。 石津謙介の思想は今も生き続けているのです。 【目次】 GRAPH 忘年の友 石津謙介の思い出 ◆第一章 忘年の友―ごく私的な、そして少々長めのプロローグ 戦後文化の、一つの時代の終焉 書かなければならないという使命 私のVAN初体験 『メンズ・クラブ』をむさぼり読む日々 戦後ファッション史における〝アイビー〟登場の波紋 アイビー批判のさなかに、私は…… 石津への思いが募る学生時代 間違いなく、私たちのバイブルだった 世界一周〝アイビー〟巡礼の旅 大阪での丁稚修行 やはり、石津謙介と仕事がしたい…… 本格的に雑誌の世界へ 『ホットドック・プレス』創刊 石津謙介と一三年ぶりの再会 石津謙介との仕事、はじまる やはり石津謙介は不死鳥だった 石津謙介完全復活、そして刊行ラッシュ―第三次アイビーブーム 新生VAN 忘年の友として 晩年の石津と、私 ◆第二章 石津謙介を知るための三つの考察 ●考察その一 総括「アイビー」とは何だったのか 「アイビー」の歴史 石津、アイヴィに出合う く広告塔という奇策 時代を見抜く先見力―「アイビー・スーツ」の誕生 「私は流行をつくらない」理由―VAN学校構想 流通の破壊者 『メンズ・クラブ』という教科書 教条主義化という病い 第三次アイビーブームの到来―アメリカの伝統回帰の影響 男と女のファッション観の相違―第三次ブーム終焉の真相 歴史は繰り返されるのか…… 付記 ハーヴァードの蔦談義 ●考察その二 ボタンダウンがやってきた 省エネ・ルック」と「クールビズ」、そしてボタンダウン アメリカの伝統コンプレックス ボタンダウンの誕生 ボタンダウンの系譜 ボタンダウン、いよいよ全米へ 石津謙介日本導入説の真相 VAN製ボタンダウンの源流を追う 不良のユニフォームは、教育界、ついに政界へ やはり、歴史は繰り返されるのか ●考察その三 二粒の種 カストリ雑誌と赤いロゴ 雑誌刊行への執念 雑誌にみる、戦前の日本ファッション史 日本初の本格派ファッション誌〝メン・クラ〟誕生の衝撃 男性ファッション誌の確立 〝イラストレーター〟の創出 ファッションの日常化―『平凡パンチ』とアイビー 社会を巻き込んだ「アイビー」の渦 『メンズ・クラブ』と〝ちょい不良オヤジ〟の点と線 ファッション業の社会的地位の向上 石津チルドレンのデザイナーたち―たとえば、イッセイ・ミヤケ ◆第三章 再考 石津謙介とは何だったのか? デザイナー・石津謙介 ユニフォーム・デザインの世界 企業家兼ファッション評論家というジレンマ 不吉な予感 もし石津が存在しなかったら…… ◆第四章 石津謙介、かく語りき…… [パートI]あんなこと、こんなこと―思い出すままに ファッションの豆知識 靴と服は軽いのが一番 帽子は目立っちゃいけない 結婚式とお葬式 大福帳と艶 [パートⅡ]石津謙介「食」談義 寿司、そして四谷「纏」 上海蟹、そして中華料理 故郷の味、岡山の味 ◆終章 少し悲しく、そして、少し短めのエピローグ 石津夫妻との別れ 石津謙介の軌跡 あとがきにかえて 内容(「BOOK」データベースより) 日本のアイビー文化を創造したレジェンドの軌跡、復刊!時代は永遠にアイビーを追い続ける。 商品の説明をすべて表示する

アイビーをつくった男 石津謙介の知られざる功績の詳細

本のタイトル : アイビーをつくった男 石津謙介の知られざる功績
作者 : 花房孝典
ISBN-10 : 4635820300
発売日 : 2018/1/19
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 21.81 (現在のサーバー速度は29.62 Mbpsです
以下は、アイビーをつくった男 石津謙介の知られざる功績に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
今となっては事実かどうかわからないが、余りにも神化し過ぎ、この手の手記はいろいろあるが、少し引いて、事実と思い込みをわけてほしかった、あれほど繁栄したVANはなんで衰退したのか、もっと深く知りたかった。でも読み物としては、面白かった。

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